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slug: rusu-ni-susumu
title: ClaudeとPlaywrightであなたがいなくても仕事は進む
date: '2026-09-14'
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category: AIとの付き合い方
description: 毎回おなじ手順の仕事から、自分の手を外す話。決まった時刻に動くものが26本、うちブラウザを開くのは3本。組むときに決めた3つと、任せきりにして出した事故まで書きます。
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毎朝15分、私は数字を書き写すためだけに机に座っていました。

noteが昨日何回読まれたか。
Xの投稿が何回表示されたか。
画面を開いて、数えて、表に書く。
それだけの15分です。

いまは、やっていません。

朝8時20分、私が寝ているあいだに、AIがブラウザを開いて、同じことを済ませています。
私が押したボタンは、1つもありません。

使っているのはPlaywrightという道具です。
AIに、人の代わりにブラウザを動かさせる仕掛けだと思ってください。
新しく有料のサービスを契約する話ではありません。

この記事を読み終えると、自分の手から外せる仕事を1件、見分けられるようになります。

![8時20分、私は寝ている。仕事は終わっている](画像/rusu-ni-susumu/zu1.png)


## 1. 外せる仕事には、3つとも当てはまる

心当たりを、いくつか挙げます。

毎朝、いくつかの画面を開いて、昨日の数字を書き写す。
記事を1本出すたびに、同じ文章をもう一つの場所へ運ぶ。
動画を1本上げるたびに、題と説明と公開の設定を同じ順で入れる。
毎週きまった曜日に、同じ管理画面を開いて残りを確認する。

この中で外していいのは、次の3つが**全部**当てはまるものだけです。

1. 手順が毎回まったく同じ（その場の判断が要らない）
2. やる時刻が決まっている（気が向いたらではない）
3. しくじっても、その日1日分しか壊れない

3つ目が抜けている仕事を先に渡すと、事故ります。

![外せる仕事の3条件。3つ目が抜けていたら渡さない](画像/rusu-ni-susumu/zu2.png)

私は渡して、事故を出しました。
その話は後で書きます。

時間を食われている、という話ではありません。
**自分が縛られている**、という話です。

出張の朝はできません。
熱を出して寝込めば、その日は飛びます。
15分では済みません。
今日は取ったか、という問いが、1日じゅう頭の隅に居座ります。

やめてしまえばいいのですが、やめると困ります。
その日に取らなかった数字は、あとから取りに戻れないからです。

私の仕掛けは、noteの数字を後から取りに戻れない前提で組んであります。
今日の数は、今日のうちに控える。
そしてXが数字を外に渡す仕組みでは、投稿から30日を過ぎると、
リンクが何回押されたかを返しません（2026年9月時点のXの決まりです）。

手元の記録を数えたら、**取り返せない欠測が218件**ありました。
全部、30日を過ぎたXの分です。

![30日の窓を出た数字は、二度と取れない](画像/rusu-ni-susumu/zu3.png)


記録しなかった日は、存在しなかった日になります。

## 2. 動いているのは26本。ブラウザを開くのは3本

いま私のパソコンの中で、時刻が来たら自分で動き出すものが**26本**あります。

5本だけ、中身を出します。

![26本のうち、ブラウザを開くのは3本](画像/rusu-ni-susumu/zu4.png)

ご覧のとおり、ほとんどは画面を開きません。
文字と数字を動かしているだけです。

**ブラウザを開くのは、26本のうち3本だけ**です。
3本目は仕事の相手方の画面なので、ここでは触れません。

朝8時と8時20分、ブラウザは立ち上がって、読んで、台帳に書き足して、閉じます。
画面には出ません。
私が決めたのは、時刻と、取りに行く先だけです。

**この比率には理由があります。**
ブラウザを開かせるのは、ほかに手が無い時だけだからです。
数字を渡す正式な口があるなら、そちらで取ります。
そのほうが速いし、壊れにくい。

ブラウザは、いつでも使う道具ではありません。
**最後の一本**です。

![正式な口があるならそちら。無い時だけブラウザ](画像/rusu-ni-susumu/zu5.png)


## 3. なぜブラウザが要るのか——数字を渡してくれない相手がいる

noteは、数字を外に渡す口を持っていません。

あるのは、自分でログインして、自分の画面で見る形だけです。
人が見るぶんには足ります。
毎朝それを機械に写させたい、となると、途端に手が無くなる。

だから、こうしています。
**人としてログインしたブラウザに、人が見るのと同じ場所を読ませています。**
画面を人の代わりに動かす道具そのものの話は、
「AIが使えないソフトは、画面ごとAIに使わせろ」に書きました。

ここで一つ、先に知っておくと得をすることがあります。

**留守のあいだも動かすには、ログインが通る入り方でないと始まりません。**

2026年8月16日、YouTubeの数字が取れませんでした。
AI用に新しく立ち上げた窓からログインしようとして、Googleに
「安全でない可能性があります」と断られていたのです。
中身の作りは何も間違っていません。
入口で止まれば、その朝は何も取れません。

いまは、普段使っているブラウザと同じ入り方で開いています。
最初の一回だけ人がその窓でログインして、閉じる。
以後は機械がそのまま使います。

無人で回す仕事は、動き出す前のこの一点で決まります。

![2026年8月16日、入口で止まった](画像/rusu-ni-susumu/zu6.png)


## 4. 見つけ方は「おなじ画面を何度開いたか」

外せる仕事は、探すより数える方が早く見つかります。

私の記録を数えたら、YouTubeの管理画面を**432回**開いていました。
内訳の上位はこうです。

- 動画1本ごとの詳細を入れる画面 169回
- 上げた物の一覧 84回
- 編集の画面 32回
- 数字を見る画面 30回

この4つで315回。
残りの117回は、設定や再生リストなど細かい画面です。

![同じ画面を432回開いていた](画像/rusu-ni-susumu/zu7.png)


同じ画面を169回開いて、毎回おなじ欄に、題と説明と公開の設定を入れていた。
書き出してみるまで、私はこれを「作業」だと思っていませんでした。
動画を出す仕事の一部だと思っていたのです。

あなたの1件も、たぶん同じ顔をしています。
仕事の一部に見えているので、外す対象として目に入らない。

**探すときは、気持ちではなく回数で探してください。**
先月、同じ画面を何回開きましたか。
10回を超えていたら、それが候補です。

## 5. 組むときに決めた3つ

転載の仕掛けを作ったとき、先に3つ決めました。
いま思えば、ここで決めたから今日まで壊れていません。

**人の手番を、2つだけ残す。**
初回のログインと、公開のボタン。
この2つは機械にやらせません。
ログインには画像の認証があるので、そもそも人にしかできない。
公開は、取り返しがつかないので人が押す。
逆に言えば、**残りは全部渡していい**ということです。

**何度流しても壊れないように作る。**
途中で失敗したら、もう一度同じものを流す。
それで続きから進む。
「どこまで終わったか」を人が覚えておく必要がない形にします。
覚えておかないと再開できない仕掛けは、結局あなたを縛ります。

**文章は、人もAIも打たない。**
ファイルから機械が運びます。
これは事故があって決めました。
2026年7月26日、手で書き写したときに**誤字が4語**混ざりました。
書き写しは、人がやってもAIがやっても同じだけ間違えます。
運ぶだけなら、間違えません。

![人の手番は、初回のログインと公開のボタンだけ](画像/rusu-ni-susumu/zu8.png)


## 6. 検査は、省略できない形で手順の中に埋める

ここが一番効いている決めごとです。

転載の仕掛けには、途中に検査が挟んであります。
通らなければ、次へ進めません。
飛ばす口は作っていません。

「気をつける」ではなく、**通れなくする**。
この差が、留守のあいだの安心の正体です。

私が見ているなら、おかしければ止められます。
見ていない時間に動かすなら、止まる仕組みが中に要る。
**無人で回すというのは、見張りを外すことではなく、見張りを埋め込むことです。**

## 7. 任せきりにして、読者に404を見せた

決めごとを全部やっても、事故は出ました。

記事を出す順番は、本店のブログが先で、Xが後です。
ところが2026年9月3日と9月8日の2回、**Xだけが先に出ました**。
読者はXから飛んで、まだ存在しないページを見ています。

原因は、予約の時刻だけを決めて、順番を確かめていなかったことでした。
1章に書いた3つ目の条件——しくじっても1日分しか壊れない——を、
この仕事は満たしていなかったのです。
外に出てしまったものは、取り消せません。

直したあと、同じことは起きていません。
直し方は次の章に書きます。

![順番が入れ替わり、読者は404を見た](画像/rusu-ni-susumu/zu9.png)


## 8. 線は3本

任せきりにしないための線を、3本引いています。

**画面の作りが変われば止まります。**
相手のサービスが欄の位置を変えれば、その朝は取れません。
これは避けられないので、止まったと分かる形にしておきます。

**ログインが切れたら、人に返します。**
私の仕掛けは、ログインが切れているとその場で赤にして、作業を止めます。
切れたまま動き続けて、空っぽの数字を台帳に書く方が害が大きいからです。

**外に出すボタンは、人が押します。**
下書きまでは機械。
公開は人。
ここだけは、どれだけ面倒でも動かしていません。

## 9. 明日、1件だけ組む

最初の1件は、こう選んでください。

先月10回以上ひらいた画面のうち、**しくじっても1日分しか壊れないもの**。
数字を書き写す、記録を写す、一覧を控える。
この辺りが安全です。
お金が動くもの、外に出るものは、最初の1件にしない。

頼み方は、こう言えば通ります。

> この手順を、毎朝8時に自動でやるように組んでください。
> 私がいなくても回る形にしてください。
> 失敗したときは、黙って続けずに止めて、私に知らせてください。

3行目が大事です。
これを言わないと、失敗したまま動き続ける物ができます。

## 10. 約束は、文章で書かずに仕組みに入れる

最後に、この記事でいちばん渡したいものを書きます。

Xだけ先に出た事故のあと、私は同じ型の失敗を数え直しました。
**道具の中に止める仕掛けを入れた再発防止は3件、その後の再発はゼロ。**
**台帳に「気をつける」と書いただけの7件は、2件が再発しました。**

同じ人間が、同じ気持ちで書いた約束です。
違うのは、置いた場所だけでした。

留守のあいだに仕事を進めるというのは、気合いの話ではありません。
自分がいない時間にも効く場所へ、約束を置き直す作業です。

![約束は、置いた場所で決まる](画像/rusu-ni-susumu/zu10.png)


明日、10回以上ひらいた画面を1つ思い出してください。
そして、こう言ってください。

> この手順、私がいなくても回るように組んでください
