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date: '2026-09-14'
description: AIに作ってもらったツールが、パソコンの中から出られない。置き場の話です。Cloudflareに載せる手順はコマンド3行で、静的なファイルを置くだけなら公式に無料・無制限と書いてあります。実際に動いているURLと、先に知っておくと楽なことを7つ。
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slug: cloudflare-koukai
title: AIで作ったツールの置き場所 — Cloudflareで先に知っておく7つのこと
title_noun: Cloudflare
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AIに頼んだら、ツールができました。

計算ができて、画面もある。自分のパソコンでは、ちゃんと動いています。

それを人に見せようとして、手が止まりました。

ファイルを送っても、相手は開けません。開けたとしても、直すたびに送り直すことになります。

作ったものと、人に渡せるものの間には、ひとつ段差があります。**置き場**です。

この記事は、その置き場の話です。使うのはCloudflareという会社のサービスで、手順はコマンド3行。クレジットカードの登録も、GitHubのアカウントも要りませんでした。

先に結論を7つ並べておきます。

1. パソコンの中にあるうちは、無いのと同じ
2. 置き場はタダ。静的なファイルを置くだけなら、公式に「無料・無制限」と書いてある
3. 手順はコマンド3行。準備するものは2つだけ
4. 支払いの登録は要らない。ただし鍵を掛けるなら要る
5. 公開した直後は、反映がずれる
6. 独自ドメインには条件がある
7. 選ばないほうがいい場面もある

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## 1. パソコンの中にあるうちは、無いのと同じ

去年から、AIに頼んで小さな道具をいくつも作ってきました。

原価を計算するもの、決算書の数字を入れると指標が出るもの。どれも自分の仕事で必要だったので作ったのですが、作った直後はいつも同じところで止まります。

自分のパソコンでしか動かない。

このことを自分で言った記録が残っていました。ある計算ツールを先生に見てもらおうとしたときのものです。

> この盤面計算ツールって、VercelかCloudflareで公開してパスワードつけて、先生に渡す方法ってできますかね？（略）これファイルだけ渡しても意味ないじゃないですか。


ファイルだけ渡しても意味がない、というのは、やってみると本当にそうです。

相手のパソコンに同じ環境があるとは限りません。メールに添付すれば、セキュリティで弾かれることもあります。仮に届いても、こちらが1行直すたびに、また送り直すことになります。

置き場があると、これが全部消えます。

渡すのはURL1本です。直したら、こちらで置き直すだけ。相手は同じURLを開けば、新しいものを見ています。

![ファイルを送る／URLを渡す](画像/cloudflare-koukai/fig1-file-vs-url.png)

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## 2. 置き場はタダ

Cloudflareという会社があります。

もともとはWebサイトを速くしたり、攻撃から守ったりする会社です。その中に、自分で作ったファイルを置いて公開できる場所があります。

ここが無料です。

正確に書きます。Cloudflareの公式ドキュメントに、こう書いてあります。

> Requests to static assets are free and unlimited.

「静的アセットへのリクエストは無料で、無制限です」
（出典: https://developers.cloudflare.com/workers/platform/pricing/ ／ページの最終更新 2026年8月28日）

別のページにも、もう少し詳しく書かれています。

> Requests to static assets are free and unlimited. Requests to the Worker script (for example, in the case of SSR content) are billed according to Workers pricing.（略）There is no additional cost for storing Assets.

「静的アセットへのリクエストは無料で、無制限です。Workerスクリプトへのリクエスト（たとえばSSRのコンテンツの場合）は、Workersの料金に従って課金されます。（略）アセットの保存に追加費用はかかりません」
（出典: https://developers.cloudflare.com/workers/static-assets/billing-and-limitations/ ／最終更新 2026年4月23日。どちらも2026年9月14日に確認しました）

「静的」という言葉が出てきました。

これは「置いたファイルが、そのまま返るだけ」という意味です。HTMLや画像や、ブラウザの中で動く計算のプログラム。これらは全部、静的なファイルとして置けます。

誤解しやすいのですが、静的だからアニメーションが使えない、動画が埋められない、という話ではありません。ブラウザの中で動くものは、置いたファイルの側に入っています。

区別されるのは、**Cloudflare側のコンピュータで何か処理をさせたときだけ**です。たとえば入力されたデータをどこかに保存する、外部のサービスを呼ぶ、といった仕事。ここが有料の対象になります。

AIに作ってもらった計算ツールや、資料を見せるページ。この手のものは、たいてい前者です。

公式が出している試算の例が分かりやすいので引きます。月に1,500万回アクセスされるサイトで、そのうち8割が静的なファイルへのアクセス、残りがCloudflare側の処理だった場合。月額は**5ドル**です。内訳は、基本料が5ドル、リクエストの料金が0ドル、処理時間の料金が0ドル（処理が軽い場合の例として、公式は1回あたり平均7ミリ秒で計算しています）。

静的なファイルを置くだけなら、無料プランのままで、この5ドルも要りません。上の5ドルは、残りの2割——Cloudflare側で処理をさせている分を含むサイトの話です。

ひとつだけ数字を書いておきます。

Cloudflare側で処理をさせる分には、無料プランだと**1日10万回**という上限があります。超えるとその日はエラー画面が返ります（翌日には戻ります）。置いたファイルを返すだけの使い方なら、この数字は関係ありません。

![お金がかかる線はどこか](画像/cloudflare-koukai/fig2-where-it-costs.png)

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## 3. 手順はコマンド3行

準備するものは2つでした。

Cloudflareの無料アカウントと、Node.jsというソフト。Node.jsは、これから使うコマンドを動かすために要るものです。どちらも無料で、公式サイトから入れられます。


その前に、ひとつだけ用意してください。

**公開したいファイルを入れる、空のフォルダを1つ作ります。** その中に、AIが作ってくれたHTMLを入れてください。ページの中で使っている画像や動画も、同じフォルダに入れます。

このフォルダの中身が、そのまま世界に出ます。逆に言うと、**このフォルダに入れていないものは出ません**。ここを1つ作っておくのが、事故を防ぐいちばん簡単な方法です。

黒い画面（ターミナル）を開いたら、`cd ` と打ち、半角スペースを空けてから、いま作ったフォルダをドラッグ&ドロップしてEnterを押します。これで「いまいる場所」がそのフォルダになります。

ここから3行です。

```bash
npx wrangler login
npx wrangler pages project create プロジェクト名 --production-branch main
npx wrangler pages deploy . --project-name プロジェクト名
```


1行目は、自分のCloudflareのアカウントとつなぐ操作です。打つとブラウザが開くので、承認のボタンを押します。初回だけです。


2行目は、置き場に名前をつける操作です。これも初回だけ。ちなみに、この2行目は飛ばしても大丈夫でした。3行目をいきなり打つと「そんな名前の置き場は無いけど、作る？」と聞いてくるので、はいと答えれば作られます。


3行目が、公開そのものです。2行目と3行目の「プロジェクト名」は、同じ文字を入れてください。

3行目の最後のほうにある `.`（ピリオド）は、「いまいる場所を丸ごと公開する」という意味です。さっきフォルダの中に入ったのは、このためです。

これで `https://プロジェクト名.pages.dev/` というURLができて、世界中から見られる状態になります。

![コマンド3行](画像/cloudflare-koukai/fig3-three-commands.png)

**更新するときは、3行目をもう一度打つだけです。URLは変わりません。**


GitHubは使っていません。ファイルを直接アップロードする方式で、手元にあるものをそのまま送っています。過去に作ったものは全部この方式でした。


公開したものの正体も、書いておきます。

最初に公開した価格転嫁の計算ツールは、**HTMLファイル1枚**です。画面も計算も、この1枚だけで動きます（見た目を整える部品は、インターネット上から読み込んでいます）。


このツールを作ったときの記録を見返すと、工程が9段階に分かれていて、Cloudflareに公開する部分は4番目、たった4行しか書かれていませんでした。


残りの8割は、中身を作る仕事です。公開の作業そのものは、作業と呼べるほどのものではありませんでした。

自分がなぜこれを選んだのかも、記録に残っていました。

> 僕素人なんで、手間は無理だな。Cloudflareが簡単なんならそれでいい。


安いから選んだ、という話ではないようです。

余談をひとつ。公式のページを見に行くと「新しく作るならこちら（Workers）で」という英語の案内が出ます。いま書いた `pages` のほうも動き続けていますし、公式も「引き続きサポートする」と書いています。気になったら、乗り換えは後からでもできます。

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## 4. 支払いの登録は要らない。ただし鍵を掛けるなら要る

ここは2026年4月に実際に確かめた分を書きます。

置いて公開するだけなら、クレジットカードの登録は要りませんでした。ファイルを置く場所も、プログラムを動かす場所も、無料の枠のまま使えています。


ただし、**鍵を掛けようとした瞬間に話が変わりました。**

「社内の人だけに見せたい」というのは、たぶん最初に考えることだと思います。Cloudflareにはそのための正式な仕組みがあります。ところがこれを使おうとしたら、無料のプランでも支払い情報の登録を求められました。


これは公式のドキュメントにも書いてあります。無料のプランを選んだ場合でもこの手順は必要で、ただし課金はされない、と（出典: https://developers.cloudflare.com/cloudflare-one/setup/ ／2026年9月14日確認）。

そのときは、登録せずに引き返しました。

代わりにやったのは、ツールの中に簡単なパスワード画面を作ることです。ちゃんとした認証ではありません。画面の前に1枚、扉を置いただけです。


これで割り切れた理由も、当時の記録に書いてありました。このツールは入力された数字をどこにも送らず、ブラウザの中だけで計算しているからです。外に漏れる経路がそもそも無い。だからこの程度の鍵で足りる、という判断でした。


逆に言うと、**入力された内容をサーバーに送るようなものを作ったなら、この割り切りはできません。**

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## 5. 公開した直後は、反映がずれる

ここからは、実際に踏んだものを短く書きます。

公開したあと、すぐに見に行くと、まだ古いままだったり、ページが見つからないと出たりします。

2026年8月に記事を公開したとき、記事のページは「見つかりません」なのに、同じときに上げた画像は表示される、という状態が数分続きました。


世界中のコンピュータに配り終わるまでに時間がかかるので、その途中は新旧が入り混じります。1回見て駄目でも、失敗したとは限りません。

いまは、記事も画像も3回続けて正常に出るまで確認する、という決まりにしています。


もうひとつ、これは自分のミスです。

ページは出るのに動画だけ再生できない、ということがありました。原因は、公開用のフォルダにHTMLだけを入れて、動画ファイルを入れ忘れていたことです。


3章で「フォルダに全部入れる」と書いたのは、これがあったからです。

なお、置けるファイルは1つにつき25MBまでという上限があります。スマートフォンで撮った長い動画は、ここに引っかかります。

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## 6. 独自ドメインには条件がある

`○○.pages.dev` のままでも公開はできます。人に渡せます。

ただ、会社で使うなら自分のドメインにしたい、という話にはなると思います。これもできますし、SSL証明書（URLの頭が `https` になるやつ）は無料で自動的に付きます。

条件があります。

いま使っているドメインの管理を、Cloudflareに移す必要がある場合があります。

ここが、この記事でいちばん注意してほしいところです。**そのドメインで会社のメールを使っているなら、設定を間違えるとメールが止まります。**

ドメインの管理を移すという作業は、Webサイトだけの話ではありません。メールの宛先をどこに向けるかという設定も、同じ場所に入っています。

Webサイトを公開したかっただけなのに、会社のメールが届かなくなる。これは実際に起こりうる事故です。

自信が無ければ、まず `○○.pages.dev` のまま使うことをお勧めします。これでも人には渡せます。独自ドメインは、あとからでも付けられます。

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## 7. 選ばないほうがいい場面もある

ここまで「楽だ」と書いてきたので、そうでない場合も書いておきます。

![選ばないほうがいい場面](画像/cloudflare-koukai/fig4-when-not-to-use.png)

**作っているものによっては、他のほうが早いです。**

プログラミング未経験の方が、あるフレームワーク（Next.jsというもの）で作ったブログをCloudflareに載せようとして、半日かけて失敗したという記録があります。同じものを別のサービス（Vercel）に載せたら数分で終わったそうです。本人の結論は、一般論としての最適と、自分の作り方・自分の腕前での最適は別物、というものでした（出典: https://zenn.dev/noriyuk/articles/c33c9efbd3f8af ／2026年3月公開）。

AIに「HTMLを1枚で作って」と頼んだものなら、この記事の手順で問題ありません。込み入った仕組みのものを載せるときは、話が変わると思っておいてください。

**落ちるときは、こちらでは何もできません。**

2025年11月18日に、Cloudflareで約6時間の大きな障害がありました。このとき、管理画面そのものにもログインできませんでした。自分のサイトを自分で復旧する手段が無い状態になります（出典: https://blog.cloudflare.com/18-november-2025-outage/ ）。

**無料のプランには、問い合わせ窓口がありません。**

困ったときに聞けるのは、利用者どうしのフォーラムだけです。電話やメールで人に聞きたいなら、サポート窓口のあるレンタルサーバーのほうが合理的な場合があります。ここは値段ではなく、何を安心と呼ぶかの問題だと思います。

**無料枠が突出しているわけでもありません。**

2026年時点では、AWSにも月額0ドルのプランができています。100GBの転送と100万リクエストまで、超過課金なしで使えると書かれています（出典: https://aws.amazon.com/cloudfront/pricing/ ）。Cloudflareだけが太っ腹、という時代ではないようです。

**請求がここまで来たら自動で止める、という蛇口はありません。**

有料プランに移ったあとの話です。公式が用意しているのは、1回の処理が暴走しないようCPU時間の上限を自分で決める仕組みで、その理由も「うっかりの請求の暴走や、財布を狙った攻撃を防ぐため」と書かれています（出典: https://developers.cloudflare.com/workers/platform/pricing/ ）。

置くだけの使い方なら関係のない話ですが、知らずに先へ進むと効いてきます。

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## 実際に動いているもの

手元でCloudflareに置いてあるものが、いくつ生きているのか数えてみました。

設定ファイルの数で19本。名前の重複を除くと16。ただしこの中には、練習用のものや、自分のパソコンの中だけで動かしているものも混ざっています。


外からURLを叩ける形のものが17本あったので、1本ずつ叩いてみました。応答が返ってきたのは**12本**です（2026年9月14日15時4分に確認。1本につき1回だけ）。


Cloudflare側の正式な一覧は取れていないので、この数は手元のファイルと、外から叩いた結果から数えたものです。


そのうち2つのURLを出しておきます。

**ロカベン6指標 計算機** — https://rokaben-calc.pages.dev/

決算書の数字を入れると、経済産業省が使っている6つの指標が出ます。開けばそのまま使えます。

**価格転嫁 計算ツール** — https://kakaku-tenka.pages.dev/

こちらは4章で書いたパスワード画面が掛かっているので、開いても中身は見られません。鍵を掛けた側の例として置いておきます。

どちらも、この記事に書いた3行のコマンドで公開したものです。

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## 今日やること

ひとつだけ書きます。

**AIに作ってもらったHTMLを1枚、置いてみることです。**

中身は何でもかまいません。うまく動かないものでも、途中のものでもいい。URLができて、スマートフォンから開けた、というところまで行けば、それで今日は終わりです。

ただし、置く前にひとつだけ確かめてください。

**そのファイルの中に、AIが何かの「キー」や「トークン」を書き込んでいないかです。**

置いた瞬間、それは世界中の誰でも読める文字になります。ブラウザの「ページのソースを表示」を押せば、中身は全部見えます。隠したつもりでも隠れません。

AIに「このファイルの中にAPIキーやパスワードが入っていないか確認して」と聞けば、教えてくれます。入っていたら、そのファイルは置かないでください。

確かめ終わったら、3行です。

そこから先は、同じ3行目を打ち直すだけになります。

自分の場合、最初のツールを公開したあと、だんだん「これも置いておくか」というものが増えました。置いた数が増えても、支払いは増えていません（別の用途でWorkersの有料プラン＝月5ドルを契約しているので、完全に0円ではありません。ただしそれは、置き場を増やしたせいではありません）。


置き場があると、作ったものが人に届くようになります。

逆に言えば、置き場が無いあいだは、どれだけ作っても自分ひとりのものです。そこが、いちばんもったいないところだと思います。
